仲介業者様向け既存住宅状況調査のご案内
仲介業者様向け既存住宅状況調査のご案内
第190回国会において、既存住宅の流通市場を活性化し安全な取引環境の整備を図るため、建物状況調査(インスペクション)の活用等を内容とする宅地建物取引業法の一部を改正する法律が成立し、平成28年6月3日に公布されました。
今回の宅建業法の改正は仲介事業者様、そして消費者様の双方にとって非常に重要な法律となっています。
仲介事業者様自身が法改正によるメリットやデメリット、懸念事項を把握し、お客様へご提案されることが信頼を得る最善の方法になります。
ホームインスペクションとは
ホームインスペクションとは、建築士などの専門家が住宅の状態について調査を行い、劣化状況や補修すべき箇所を客観的に診断するものです。
最近では中古住宅の売買時に消費者が安心して中古住宅を購入できるように政府が既存住宅・リフォーム市場の活性化に向けた重要施策として進めています。
メリットについて
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住宅の現況を正しく知ることによって、購入検討者の判断は早くなります。
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ホームインスペクションを行っていれば建物の状態を買主に告知できます。
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告知済みの瑕疵は買主がその存在を知って物件を購入した場合、売主はその部分について修繕の責任を負う必要はなくなります。
デメリットについて
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ホームインスペクションの実施は調査費用(コスト)がかかります。
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瑕疵が見つかった場合、購入検討者の判断が変わる可能性があります。
懸念事項
改正宅建業法では仲介事業者が媒介契約においてホームインスペクション事業者をあっせんする事とした場合、媒介契約依頼者へ必ず建物調査を実施する者をあっせんしなくてはなりません。
しかし、同一会社の検査員がおこなう場合やリフォーム会社・不動産会社とホームインスペクターが癒着していると疑われるような状況では信頼されません。
求められるもの
ホームインスペクションに求められるものは「客観性」、「第三者性」です。
少しでも疑われるような調査会社を利用した場合、大切な会社のイメージが傷つきます。
株式会社技研は国土交通省より指定、登録を受けた「指定確認検査機関」、「登録住宅性能評価機関」です。
完全な検査専門の第三者機関としてこれらの需要にお答えできます。
株式会社技研
株式会社技研は住宅検査のプロフェッショナルとして信頼できるサービスをご提供します。
お客様のニーズに合わせたサービスをご提供する事が当社なら可能です。