ホームインスペクション現場リポート(宇治市マンション)
ホームインスペクションの様子
今回は、京都府宇治市にあるマンションでホームインスペクションを行いました。
お客様のご要望によりフラット35適合証明検査と同時に実施しています。
また、マンションに劣化事象が無ければ住宅保証の加入も希望されています。
築年数が25年を経過している為、何もしなければ「住宅ローン減税」や「登録免許税の軽減措置」を受けることができませんが、住宅保証加入時に交付される「既存住宅瑕疵保険の付保証明書」を「耐震基準適合証明書」の代わりに利用する事ができるので、各種税制特例を受けることが可能になります。
当社では住宅売買の取引時のトラブルが少しでも軽減されるよう、中立性を持って第三者の目として信頼していただける報告書を提供させていただきます。
検査の様子
計測機器(コンクリートシュミットハンマー)を使用し、非破壊でコンクリートの圧縮強度を計測しています。
マンションのインスペクションは専有部分から検査可能な範囲で状態を確認します。
この他にも調査対象住戸までの廊下や外部から目視可能な基礎・外壁の状態も確認します。
また、柱や壁・床の傾斜測定を行い総合的な調査を行うことで、より正確な結果を記録します。
構造部の劣化状況は居住者にとって重要な情報です。
非破壊検査の他に、ユニットバスの点検口からコンクリートの状態を確認します。
透明なコップに水道水を溜めて赤水の調査をしています。
この他にも全ての給排水設備について配管からの漏水調査を行います。
調査結果について
今回実施させていただいた物件は特に問題は見つかりませんでした。
調査中にお隣の方が出てこられて、何をしているか興味をお持ちでした。
インスペクターが丁寧に非破壊検査の内容等を説明すると非常に安心されていました。
ホームインスペクションは皆様の財産と安全・安心を守る為、売買時の信頼の確保や引渡し後のトラブルを防ぐためにとても有効です。
今回検査を行った住宅については住宅保証にも加入いただき、住宅ローン減税、登録免許税の軽減措置をご利用いただく事ができました。